外国の自転車事情についてご紹介
2014-02-15
自転車保有率が高い国はどこでしょう?? それはオランダ・ドイツ・デンマークなんです。
今回は、自転車保有率3位のデンマークをご紹介します。
この国の自転車所有台数は、100人あたり78台です。((財)自転車産業振興協会「自転車統計要覧」2009年9月より)自転車の使われ方としては、平らな地形や道路整備がすすんでいる事、電車等の交通機関との連携という自転車に好都合な環境もあり、近距離だけでなく長距離を自転車で移動する手段にも利用されています。
自転車の為の環境整備では、主要道路に自転車専用レーンが整備されていて自転車が安全に走れる街づくりがされてます。
日本のような自転車が何処を走って良いか判らず、怖い思いをしながら車道を走る必要が無いのです。
更に日本と大きく異なるのが、都市部を走る電車でも自転車専用車両が設けられていて、そのまま自転車を車内に持ち込めます。
それにより利用者は電車と自転車を使っての長距離の移動も可能になります。
また、日本の自転車の使い方と違う点は、「クリスチャニアバイク」と呼ばれる、自転車の前に荷台がついたタイプの物が多く利用されている点です。
最近、日本でも運送会社が3輪の自転車で配達をするようになりましたが、デンマークの普及率と比較すると、まだまだな感じです。
国土の面積や、面積あたりの人口分布などの違いもあり、デンマークのような自転車環境を直ぐに取り入れる事は難しい点もあります。
しかし、じてんしゃ屋KENchanがある蓮田市でも、蓮田駅西口に自転車専用レーンを設けるなど、自転車環境の整備が進められています。
自転車は地球に一番やさしい乗り物です。
やさしい乗り物の為に、自転車にやさしい街づくりが進む事を願ってます。
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